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アメリカ政府が新薬開発に進出!?

医薬品市場は世界で約80兆円といわれています。その巨大市場の大きな部分を支えているのが、製薬企業が開発・上市する新しい薬、いわゆる新薬です。その新薬の上市数は、1995年をピークに年々下がり続けていて、製薬企業は危機感を募らせています。Pfizerなどの巨大製薬企業から多額の税収を得ているアメリカの政府も、製薬企業の業績が悪化することを恐れています。昨年、アメリカの製薬企業は何千人という従業員をリストラしまし...

経口投与可能なインスリン製剤!

イスラエルのベンチャーOramed Pharmaceuticals社はイスラエル政府から一億円弱の研究費を得ました。Oramedはエルサレムのハダサ大学医療センター(Hadassah University Medical Center)の糖尿病ユニットを率いるHanoch Bar-On教授が経口摂取可能なインスリン製剤技術を開発したことにより創設され、現在は経口インスリン製剤に加え経口Glucagon-like peptide-1:GLP-1(インスリン分泌を促すホルモン)のアナログ(類似物)製剤...

やせ薬開発の道のりは長い

今年はやせ薬の開発にとって、苦難の多い一年だったようです。アメリカFDA(米国厚生省)はLorqess とQnexaの二つの薬を減量効果が不十分であることと、副作用によって、承認を認めませんでした。さらに、承認されていたMeridiaは高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの副作用のために承認を取り消されました。12月にContraveという抗うつ剤と依存症治療薬(アルコール依存症などの治療薬)を組み合わせた薬が承認されましたが、こちらも...

癌の血管の成長を強力に抑え込む薬!

フィンランド、ヘルシンキ大学のKari Alitalo教授と研究チームは、癌の血管新生を強力に抑える治療法を開発しました。癌が成長していく過程で、血管新生という、新たに血管が増殖する現象が起こります。この血管新生がないと癌は大きく成長できません。そのため、血管新生を抑え込む治療法は多くの研究者が研究中です。Alitalo教授は以前にも、血管内皮にある、血管の成長因子受容体(vascular endothelial growth factor receptor...

ブルーライトで治療効果が飛躍的に上がる抗癌剤!

Peter Sadler教授イギリス、ウォーリック大学(University of Warwick)のPeter Sadler教授と研究チームは光を当てることにより、治療効果が向上する抗癌剤、白金製剤(抗癌剤としてはメジャーなカテゴリー)を開発しました。なんとシスプラチンなど、一般に使用される白金製剤の80倍もの抗癌効果を発揮するそうです。これまでも研究チームは紫外線を当てると治療効果が高くなる白金製剤を発見していましたが、使用できる範囲が限...

ついに若返り薬の可能性!?

アメリカ、ハーバードメディカルセンターのダナ・ファーバー癌研究所(Dana-Farber Cancer Institute)の研究者たちは年老いたマウスを若返らせることに成功したと雑誌Natureに発表しました。研究を指揮したRonald DePinho博士は、彼らが成功したものは、老化を止めるのみならず劇的な若返りだった、と語ります。老化についてはまだ解明されていないことも多いのですが、遺伝子の端にあるテロメアと呼ばれる部分が関係していること...

5倍の治癒率で傷を治す遺伝子治療ゲル

イギリスのベンチャー、CoDa Therapeutics社の遺伝子治療ゲル、ネクサゴン(Nexagon)は臨床試験で、高い創傷治癒能力を示しています。ネクサゴンは、静脈性下腿潰瘍や糖尿病性潰瘍、褥瘡のような、慢性創傷と言われる、長期にわたって治癒しない創傷の治療に用いられます。静脈性下腿潰瘍に対する第二相の臨床試験では、69%の患者さんの潰瘍が小さくなり、31%の患者さんで潰瘍が治癒しました。これは通常の治療の約5倍の治癒率...

世界初の癌ワクチンがFDAの承認を取得!

アメリカのFDAが初の癌ワクチンを承認しました。ワクチンといっても、インフルエンザやはしかのように罹る前に予防するものではなく(癌になるのを予防するためのものではなく)、癌が発見された後に治療するためのワクチンです。写真:青緑が前立腺癌の細胞アメリカの Dendreon社が開発したProvenge (一般名:sipuleucel-T)というこのワクチンは、前立腺癌の治療用に開発されました。臨床試験では、前立腺癌患者さんの生存期間...

マイクロチップ付きの内服薬が登場

スイスのグローバル製薬企業、ノバルティスは18ヵ月後にマイクロチック付きの内服薬の医薬品認可を1年半以内に取りたいという意向を表しました。患者さんがこの薬を飲むと、皮膚に付けたセンサーがワイヤレスで感知して、薬が確かに摂取されたかどうかという情報をスマートフォンや医師のコンピューターに送ります。薬を正しく飲まない、もしくは飲めない患者さんはかなりの数にのぼります。今までは患者さんの内服行動をモニター...

新しい痩せ薬-内服薬でダイエット!

アメリカの創薬ベンチャー、Gelesis社は、当社が開発した肥満に対する薬、Attivaの使用でラットの食事量を18時間にわたって低減することができたと発表しました。半年前にGelesis社はAttivaの臨床試験の結果も発表しており、95人の被験者は空腹感をあまり感じなくなり、しかも続けられる治療であったという結果でした。...

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